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格ゲーウォッチ編集部
『餓狼伝説 City of the Wolves』にて2026年8月27日、Ver.3.1.2アップデートが配信され、Season Pass 3のDLCキャラクター第2弾「ダック・キング」が正式参戦しました。
ダック・キングの追加によって、『餓狼伝説 CotW』のプレイアブルキャラクターは総勢30人に。
さらに今回のアップデートでは、PC版で発生しているフレームドロップへの追加対応や各種ユーザビリティ改善、不具合修正なども行われています。
ダック・キングがついに参戦!21年ぶりのプレイアブル復活
ダック・キングは、1991年発売の初代『餓狼伝説 宿命の闘い』から登場しているシリーズ初期からのキャラクターです。
ダンスとマーシャルアーツを組み合わせた独特のファイトスタイルを持ち、ダンスファイターらしい軽快な動きや「ブレイクスパイラル」などで知られています。
格闘ゲームのプレイアブルキャラクターとして登場するのは、2005年の『THE KING OF FIGHTERS XI』以来、実に21年ぶりとなります。
日本語ボイスは勝杏里さんが担当。
相棒のヒヨコ「Pちゃん」とともに、久々にサウスタウンへ帰ってきました。
ダック・キング キャラクタートレーラー
EOSTではクラウザーへの「リベンジ」が描かれる
ダック・キング追加にあわせて、「EOST MODE」と「ARCADE MODE」にも専用ストーリーが追加されています。
EOST MODEで描かれるのは、ヴォルフガング・クラウザーとの因縁。
かつて手も足も出ないほどの敗北を喫し、再戦を望んでいたダックでしたが、クラウザーはテリーに敗れて自決したとされ、その願いは叶わないものとなっていました。
しかし『CotW』では、死んだはずのクラウザーが再びサウスタウンに出現。
Season 3のテーマ「DESTINED FOR REVENGE」らしく、ダック・キングにとっての新たなリベンジが始まります。
一方、ARCADE MODEではパオパオカフェが買収の危機に。
オーナーであり長年の友人でもあるリチャード・マイヤを助けるため、多額の賞金獲得を目指してKOFに参加するというストーリーになっています。
大張正己氏によるロングアニメーショントレーラーも公開
ダック・キング配信にあわせて、アニメーター・大張正己氏が監督するスペシャルロングアニメーショントレーラーも公開されました。
映像では、ダック・キングとサルバトーレ・ガナッチが開催するステージに、テリー・ボガード、ロック・ハワード、リック・ストラウドらが登場。
キャラクター追加を紹介するだけのPVではなく、『餓狼伝説』の世界そのものを楽しめる映像になっています。
スペシャルロングアニメーショントレーラー
大張氏は過去にテレビアニメ『バトルファイターズ 餓狼伝説』シリーズでキャラクターデザイン・総作画監督、劇場版『餓狼伝説 -THE MOTION PICTURE-』では監督も務めています。
古くからシリーズを知っているファンにとっては、この組み合わせ自体がかなり嬉しいところではないでしょうか。
Ver.3.1.2ではPC版フレームドロップにも追加対応
Ver.3.1.2ではダック・キング追加以外にも、複数の改善が実施されています。
主な変更点は以下の通りです。
- コマンドリスト画面から表示キャラクターを変更できるよう改善
- TUTORIALの課題表示タイミングを調整
- BGMモードのデフォルトを「SNK」に変更
- ROOM MATCH(トレーニング)のポーズメニューを整理
- VERSUSのリザルト画面で、項目決定後もキャンセルできるよう改善
- PC版の対戦中フレームドロップを軽減するための追加対応
PC版のフレームドロップについては、今回で完全解決したというわけではありません。
SNKはパッチノート上で、根本原因の特定に向けた調査と改善を今後も継続するとしています。
TRAININGステージには歴代チャンピオンの名前も
TRAININGステージにも新要素が追加されました。
EWC 2025およびSWC 2025のチャンピオンの名前がステージ内に刻まれるようになっています。
EWC 2026のチャンピオンについては、今後のアップデートで追加予定。
「SETTINGS」→「GAME」からトレーニングステージ表示設定をONにすることで確認できます。
大会の歴史をゲーム内に残していくという試みは、今後年数を重ねたときに面白い要素になりそうです。
バトル関連は大規模調整ではなく不具合修正が中心
一方、今回のVer.3.1.2では大規模なキャラクターバランス調整は行われていません。
パッチノートに掲載されているバトル関連の内容は、不具合修正が中心です。
全キャラクター共通では、特定の攻撃でガードクラッシュを発生させ、その後に必殺技キャンセルを行った場合、「のけぞり時間」が本来と異なっていた問題を修正。
Mr.KARATEでは、
- 落下蹴りに対して上段避け攻撃を行った際にスロー演出が発生する問題
- 「龍極陣」が意図しない入力でも出ていた問題
- 「龍極陣-龍歩(全強度)」に関するスロー演出や後方攻撃への回避判定の問題
などが修正されています。
つまり今回のアップデートは、対戦環境全体を大きく動かす調整というよりも、ダック・キング追加+ゲーム全体の改善・不具合修正という位置付けと考えてよさそうです。
SNSでは「懐かしくも新しい」と復活を喜ぶ声
ダック・キング実装前後のSNSでは、やはり昔からの『餓狼伝説』ファンからの反応が目立ちます。
Xでは、
「ダック・キングのBGMいいなぁ」
という声も。
また、
「懐かしくも新しいな……。見事にダック・キングだ。」
と、過去作の雰囲気を残した今回のアレンジを評価する投稿も見られました。
プロシーンでは金デヴ選手もダック・キングを使用する意思を見せており、実装日に
と投稿しています。
今後、大会シーンでダック・キングがどこまで使われるのかも注目です。
実装直後のため、キャラクター評価はこれから
もっとも、この記事を書いている時点では配信開始からまだそれほど時間が経っていません。
そのため、「ダック・キングは強いのか」「大会で使われるレベルなのか」といった性能評価については、まだ結論を出すには早いでしょう。
コンボ開発や起き攻め、ブレイクスパイラルを含めた各種技の使い方、既存キャラクターとの相性などが研究されてから、徐々に評価が固まってくると思われます。
現段階では無理に強弱を決めつけず、まずは今後数日の研究を見ていきたいところです。
30年以上前に戦ったキャラクターが最新作で使えるように
参戦発表時の記事でも触れましたが、筆者が初めて遊んだ『餓狼伝説』はスーパーファミコン版の初代でした。
当時のダック・キングは、自分で使うキャラクターではなくCPU側の敵キャラクター。
特に記憶に残っているのが、体を回転させながら突っ込んでくる姿でした。
そんなキャラクターが30年以上経った2026年に復活し、最新作で普通にプレイヤーキャラクターとして選択できるようになったというのは、やはり感慨深いものがあります。
初代から続いてきたキャラクターを現代向けに作り直しつつ、BGMや技、Pちゃんなど「ダック・キングらしさ」はしっかり残されている。
Season 3では9月にキム・カッファン、11月にはラオコーンの参戦も予定されています。
新キャラクターを毎月追加していく現在の『餓狼伝説 CotW』ですが、個人的には今回のダック・キングは、その中でも特に「餓狼伝説が続いている」ことを実感させてくれる追加キャラクターになりました。
性能面についても、研究が進んだあとの評価に注目したいところです。


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