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格ゲーウォッチ編集部
『鉄拳8』Esports World Cup 20
26(EWC 2026)は、8月7日にグループステージ2が行われ、ついにTop8進出者が決定した。
EVO 2026王者のArslan Ash、EWC連覇中のULSANといった優勝候補が生き残る一方、今回大きなインパクトを残しているのがLCQから勝ち上がったM. Zubairだ。
グループステージ2では、なんとArslan Ashを3-0で撃破。世界最強候補をストレートで沈め、そのままTop8進出を決める大波乱を起こしている。
EWC 2026『鉄拳8』Top8が決定
決勝トーナメントへ進出した8名と初戦の組み合わせは以下の通り。
| 対戦カード | 主な使用キャラクター |
|---|---|
| Jeondding vs Yagami | Eddy / Reina・Kunimitsu |
| LowHigh vs ULSAN | Bryan / Dragunov・Lars |
| M. Zubair vs Raef | Dragunov・Paul / Fahkumram |
| Numan CH vs Arslan Ash | Steve / Nina・Kunimitsu |
韓国、パキスタン勢を中心に、タイのYagami、サウジアラビアのRaefも残る強烈な顔ぶれとなった。
EWC公式もTop8の組み合わせを公開している。
ZubairがArslan Ashを3-0!LCQ覇者が止まらない
グループステージ2最大のサプライズと言っていいのが、M. Zubairの快進撃だ。
Zubairはグループステージ1でもULSANを3-1で破るなど存在感を見せていたが、グループステージ2ではTHE JONを3-1で下すと、勝者側突破を懸けたArslan Ash戦へ。
ここでZubairのDragunovが爆発する。
ArslanはKunimitsuとNinaを投入したものの、Zubairが3-0のストレート勝ち。EVO Las Vegas 2026を制し、通算8度目のEVOタイトルを獲得したばかりのArslanを完封してみせた。
Arslan所属のTwisted Minds側も、0-3で敗れた結果を投稿している。
しかもZubairは、EWC本戦への出場権をLast Chance Qualifier(LCQ)から獲得した選手。LCQを1位で突破して本戦に滑り込んだ選手が、その数日後には世界最高峰のArslanを3-0で倒してTop8入り――一気に優勝候補へ名乗りを上げる形となった。
Arslan Ashは敗者側でCBMを撃破、なんとか生存
一方、Zubairに敗れたArslan Ashは敗者側へ。
ここで待っていたのが韓国のCBMだったが、ArslanはNinaを使い3-1で勝利。最大の危機を乗り越え、Top8への切符を確保した。
EWC Extraも、
「長い道のりだったが、ついに成し遂げた」としてArslanのTop8進出を伝えている。
今大会のArslanは決して盤石ではない。
しかし、敗者側へ落とされても最後には残るあたりはさすがというべきか。
Arslanはこれまで数々のEVOタイトルを獲得してきた一方、EWCのタイトルはいまだ持っていない。今年こそ「残された大タイトル」を手にできるのかも注目ポイントとなりそうだ。
LCQ勢がまさかの3人Top8入り
今回のTop8で非常に面白いのが、LCQ突破組の多さだ。
本戦出場最後の4枠を獲得したのはM. Zubair、Numan CH、Raef、Qudansの4名。そのうち、
M. Zubair
Numan CH
Raef
の3名がTop8まで勝ち残った。
海外コミュニティでも、この結果には驚きの声が出ている。
Redditでは、
「Top8の3人が先週のLCQから勝ち上がった選手。これはすごい」との反応も。
単純に「最後の出場枠を争う大会」だったはずのLCQが、結果的には優勝候補を3人も送り込む超激戦区だったことになる。
海外ではZubairへの評価が急上昇
Zubairについては、本戦序盤の段階から海外コミュニティで評価が上がっていた。
Redditでは、
「Zubairはここへ来たばかりなのに、ベテラン勢の中にいても違和感がない」と、その完成度を評価する声が投稿されている。
別のコメントでも「Zubairは期待に応える活躍を見せている」といった評価が出ており、LCQで注目された新鋭が、本戦でさらに評価を高める形となった。
そして最終的にはArslanを3-0。
もはや「ダークホース」という表現すら適切ではなくなりつつある。
Yagamiも敗者側から劇的Top8
もう一人、コミュニティから大きな注目を集めているのがYagamiだ。
YagamiはArslan Ashに1-3で敗れて敗者側へ回ったものの、THE JONを3-2、さらにUsama Abbasiを3-2で撃破。
2試合連続のフルセットを制し、Top8へ滑り込んだ。
Redditでは、この敗者側での戦いについて、
「Yagamiの敗者側の試合は素晴らしかった。今年のEWCでも最高クラス」と興奮気味に評価する投稿も見られた。
日本勢はTop8進出ならず
一方、日本勢にとっては厳しい結果となった。
グループステージ2まで残っていたKeisukeはLowHighに2-3で敗れた後、CBMとの生き残りを懸けた一戦も2-3で惜敗。
NobiはJeonddingに1-3で敗れた後、Mangjaとのフルセットを3-2で制したものの、Top8進出を懸けたRaef戦で1-3と敗れた。
この結果、日本勢はTop8を前に全員敗退となった。
Keisukeはグループステージ1でKnee、M. Zubairを破るなど非常に強い内容を見せていただけに、あと一歩届かなかったのは惜しいところだ。
ULSANのEWC3連覇か、Arslan初制覇か、それとも新王者か
そして8月8日はいよいよ決勝トーナメント。
注目はやはりEWC 2024・2025王者ULSANの3連覇だ。ULSANは過去2回の『鉄拳8』EWCを連続で制しており、今年勝てば前人未到の3連覇となる。
対するArslan AshもEVO 2026王者として当然優勝候補。
しかし今年はそこへ、Zubair、Numan CH、RaefというLCQ勢、勢いに乗るYagami、Jeondding、LowHighらが加わった。
特にZubairはすでにULSANとArslan Ashの両名を今大会で撃破している。
「ULSAN対Arslan」という本命同士の構図だけでは終わりそうにない。
LCQから現れたZubairが、そのまま世界最大級のタイトルまで駆け上がるのか。
EWC 2026『鉄拳8』は、予想以上に読めないTop8を迎えることになった。



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