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格ゲーウォッチ編集部
アメリカ・フロリダ州オーランドで開催された大型格闘ゲーム大会「CEO 2026」の『ストリートファイター6』部門で、VARREL所属のときど選手が優勝を果たした。
スト6部門には1,113名がエントリー。CAPCOM Pro Tour 2026のPremier大会として行われた大規模トーナメントを、ときど選手がJPで制した。
グランドファイナルでは、ONIC所属のBooce_Lee選手と対戦。
ウィナーズファイナルでは同選手に敗れてルーザーズへ落とされたものの、再戦となったグランドファイナルでは3-2でブラケットリセットに成功。さらにリセット後も3-2で勝利し、フルセット2連続という激戦の末に優勝をつかみ取った。
1,113人参加のCEO 2026、ときどはウィナーズでTOP8へ
CEO 2026は現地時間8月14日から16日にかけて開催。
スト6部門には世界各地から1,113名が参加し、日本からもときど、わびいち、カワノ、こばやん、水派、ガチくん、えいた、YASら多数の選手が出場した。
TOP24では、ときど選手がNoahTheProdigy選手を破り、ウィナーズ側からTOP8進出。
TOP8のウィナーズセミファイナルでは、フランスの強豪Kilzyou選手と対戦した。
Kilzyou選手は舞からキャミィへ変更するも、ときど選手はJP一本で対応して勝利。ウィナーズファイナルへ駒を進める。
そこで待っていたのが、テリーを使用するBooce_Lee選手だった。
Booce_Leeに一度敗北 ルーザーズから再び決勝へ
ウィナーズファイナルでは、ときど選手が先に1ゲームを獲得。
しかし、その後Booce_Lee選手が3ゲームを連取し、ときど選手はルーザーズへ回ることになった。
ここで終わらなかったのが今回のときど選手。
ルーザーズファイナルではMicky選手と激突する。
ときど選手がMicky選手の舞を相手に2ゲームを先取すると、Micky選手はキャミィへキャラクター変更して1ゲームを取り返す。
それでも最後はときど選手が取り切り、3-1で勝利。
再びBooce_Lee選手が待つグランドファイナルへ進出した。
3-2、3-2。Booce_Leeとのグランドファイナルは大激戦
グランドファイナルは、
ときど(JP) vs Booce_Lee(テリー)
というウィナーズファイナルの再戦となった。
ウィナーズ側のBooce_Lee選手は1セットを取れば優勝。一方、ルーザーズ側のときど選手は2セット連続で勝たなければならない。
しかも直前の直接対決ではBooce_Lee選手が勝利している。
状況としてはBooce_Lee選手が大きく有利だった。
しかし、ときど選手はBooce_Lee選手の積極的な攻めを耐えながら、JPの遠距離攻撃や差し返しで応戦。
最初のセットは最終ゲーム、さらに最終ラウンドまでもつれる展開となったが、ときど選手が勝利して3-2でブラケットリセットに持ち込む。
そしてリセット後も再び2-2。
Booce_Lee選手が何度も優勝目前まで迫る中、ときど選手は最後まで崩れなかった。
最終ゲームも制して3-2。
結果、3-2、3-2。
一度負ければ終了という状況から、ときど選手が2セット連続のフルゲームを勝ち切り、CEO 2026王者となった。
「ときどのJP、遂に完成。」
今回の優勝で特に印象的だったのが、CAPCOM eSports公式の投稿だ。
優勝を伝える画像とともに添えられたのは、
「ときどのJP、遂に完成。」
という言葉。
ときど選手はスト6初期にはケンを使用し、その後JPへ移行。
JPへの変更後は、大会であと一歩のところまで進みながらタイトルには届かない時期も続いていた。
それだけに、1,000人を超えるCPT Premierでの今回の優勝は、ときどJPが結果という形でも完成度の高さを証明した大会と言えそうだ。
翔のコーチ就任直後にビッグタイトル
そして今回の結果を語るうえで外せないのが、翔選手との取り組みだ。
CEO開催前の8月7日、翔選手はXで、しばらくの間ときど選手のコーチを担当することになったと発表していた。
翔選手といえばJPのトッププレイヤーとして長く世界トップクラスで戦ってきた選手。
コーチ就任から間もないCEO 2026で、ときど選手がJP一本で優勝という結果を残したことも注目したいポイントだ。
短期間のコーチングだけで今回の優勝を説明することはもちろんできないが、これまで積み重ねてきたときど選手自身の取り組みに、JPを知り尽くした翔選手の視点が加わったことは、今後に向けても非常に興味深い。
ときど本人も優勝を報告
大会終了後、ときど選手本人もXを更新。
「CEO2026 優勝できました」
と報告し、日頃支えてくれている人たちへの感謝を伝えた。
所属するVARRELも、ときど選手の優勝を報告。
今大会ではときど選手が1位、わびいち選手が7位、水派選手が17位という結果を残している。
CEO優勝は2016年以来、10年ぶり
今回の優勝には、もうひとつ大きな意味がある。
ハメコ。氏は大会終了後、ときど選手が前回CEOを制したのは2016年だったことを紹介。
当時プレミア大会で圧倒的な成績を残していたInfiltration選手を倒しての優勝だったことにも触れ、
「10年越し。」
と投稿している。
2016年は『ストリートファイターV』、2026年は『ストリートファイター6』。
タイトルも使用キャラクターも競技環境も大きく変化した中で、10年後に再びCEOのストリートファイター部門を制したことになる。
長期間トップシーンで戦い続けるときど選手を象徴するような結果となった。
CEO 2026 スト6部門 最終順位
1位:ときど(JP)
2位:Booce_Lee(テリー)
3位:Micky(舞/キャミィ)
4位:Blaz
5位タイ:Craime
5位タイ:Kilzyou
7位タイ:わびいち(テリー)
7位タイ:kingsvega(ブランカ)
TOP8には日本勢からときど、わびいち、kingsvegaの3名が進出。最終的にときど選手が頂点に立った。
CAPCOM CUP 13出場権は準優勝Booce_Leeへ
CEO 2026はCAPCOM Pro Tour 2026のPremier大会であり、CAPCOM CUP 13への出場権が懸けられていた。
しかし、ときど選手はすでにCAPCOM CUP 13への出場権を獲得済み。
そのためCEO 2026の出場権は、準優勝となったBooce_Lee選手へ繰り下げとなった。
CAPCOM eSportsも大会終了後、Booce_Lee選手の出場権獲得を正式に発表している。
敗れたBooce_Lee選手にとっても、CEOでの準優勝によって世界大会への切符を手にする大きな結果となった。
まとめ
ウィナーズファイナルで敗れた相手に、グランドファイナルで3-2、3-2。
CEO 2026のときど選手は、これ以上ないほど劇的な形で優勝をつかみ取った。
JPへのキャラクター変更後も試行錯誤を続け、直近では翔選手をコーチに迎えるなど、さらなる強化を続けていたときど選手。
そして1,113人が参加したCPT Premierの舞台で、ついにタイトルを獲得した。
CAPCOM公式の言葉を借りるなら、
「ときどのJP、遂に完成。」
2016年以来10年ぶりとなるCEO制覇。
すでにCAPCOM CUP 13への出場権も持つときど選手が、この先どこまでJPを仕上げていくのか。今後の大会での活躍にも注目したい。



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