格闘ゲームの“今”を、もっと分かりやすく。
格ゲーウォッチ編集部
SNKは2026年7月22日、『餓狼伝説 City of the Wolves』を使用した新たなチーム大会「FATAL FURY: City of the Wolves Regional League(2v2)」の開催を発表しました。
本大会は2人1組のチーム戦で、賞金総額は42万ドル。オンライン予選から地域別のオフライン大会、そして「SNK World Championship 2026」内で行われる世界決勝へと続く、大規模な新競技です。オンライン地域予選のエントリーもすでに始まっています。
賞金総額42万ドルの2対2チーム大会
「Regional League」では、以下の4リーグで地域チャンピオンを決定します。
- North America League
- South America League
- EU & MENA League
- Asia League
最初に世界10地域でオンライン予選を実施。各リーグ8チームがオフラインの「Group Stage / Playoffs」に進み、4つの地域王者を決定します。
地域王者4チームは、11月にスウェーデンで開催される「World Finals」で世界一を争います。
大会の流れ
| ステージ | 主な形式 |
|---|---|
| Online Qualifier | オンライン、最大32チーム、BO1、早稲田式、ダブルエリミネーション |
| Group Stage | オフライン、BO3、早稲田式、4チーム総当たり |
| Playoffs | オフライン、BO3、4チームによるシングルエリミネーション |
| World Finals | 地域王者4チームによるシングルエリミネーション |
オンライン予選は各地域最大32チームで、エントリー順に受け付けられます。また、同じ対戦内でチームメンバー2人が同一キャラクターを使用することはできません。
「早稲田式」とは?
今回採用される早稲田式では、各チームが「先鋒」と「大将」に分かれます。
最初に先鋒同士、続いて大将同士が対戦。どちらかのチームが2勝すれば、その時点で決着となります。
1勝1敗になった場合は、それぞれの試合に勝った選手同士が第3試合を行い、その勝者が所属するチームの勝利です。
単純な勝ち抜き戦ではなく、2人の実力がそれぞれ問われる形式です。さらに同キャラクターを選べないため、誰とチームを組むか、どのキャラクターを担当するかも重要になります。
日本は「East Asia Qualifier」に参加
日本在住の選手は、Asia Leagueの「East Asia Qualifier」が対象です。
East Asia Qualifier
- 開催日:2026年9月5日
- Group Stage進出枠:4チーム
- オンライン予選賞金総額:11,200ドル
- 対象地域:日本、香港、マカオ、韓国、チャイニーズタイペイ
- 最大参加数:32チーム
East Asia Qualifierのエントリーページ:

Start.ggの公式大会ページでは、日本が「East Asia Qualifier」の対象国として明記されています。
公式資料の地域表記には注意
SNKのプレスリリースに掲載された「参加地域」の画像では、日本、香港、韓国などが「South Asia」と記載されています。一方、実際のStart.gg登録ページとSNK Esports公式Xでは、日本は「East Asia Qualifier」に割り当てられています。
プレスリリース画像内の地域名が入れ替わっている可能性が高いため、日本から参加する場合はStart.ggの「East Asia Qualifier」を利用するのが確実です。
Asia League本戦はマレーシアで開催
East Asia、South Asia、中国本土の各オンライン予選を勝ち抜いた合計8チームは、マレーシアで行われるAsia LeagueのGroup Stage / Playoffsに進出します。
開催予定日は2026年10月24日から25日。賞金総額は22,000ドルで、優勝チームがWorld Finalsへの出場権を獲得します。
World Finalsは11月27日、スウェーデンの「DreamHack Stockholm 2026」内に設けられるSWC 2026 Finals特設ステージで開催予定。賞金総額は22万ドルです。
発表直後から有力選手がチーム結成へ
Fenritti選手はSCORE選手との参加を表明
Fenritti選手は発表後、次のように投稿しました。
オンライン予選が1先のダブルエリミネーションであることや、チーム内のキャラクター重複禁止にも触れています。発表当日の段階で、Fenritti選手とSCORE選手という注目度の高いペアが動き始めました。
K-TOP選手はH-DOPE選手に呼びかけ
EWC 2026でウィナーズ側から決勝トーナメントへ進出したK-TOP選手も、H-DOPE選手に向けてチーム結成を呼びかけています。
日本語では「2対2リーグ? 俺たちが何をすべきか分かっているよな、兄弟」といった内容で、続けて世界最高のチームを目指そうと投稿しています。
個人戦とは異なる組み合わせが見どころに
『餓狼伝説 CotW』の主要大会はこれまで個人戦が中心でしたが、Regional Leagueでは選手同士の組み合わせ自体が大きな見どころになります。
とくに注目されるのが、同一キャラクターを使用できないルールです。
強豪選手同士を組ませるだけでなく、使用キャラクターが重ならないことや、1勝1敗になった場合に決定戦を任せられる選手がいることもチーム編成の重要な条件になります。
さらにオンライン予選はBO1。短期戦ならではの番狂わせも起こりやすく、トッププレイヤーのチームであっても、一度のミスが敗退につながる緊張感の高い大会となりそうです。
まとめ
「FATAL FURY Regional League」は、単なる追加予選ではなく、2対2という新しい競技形式を本格的に導入した世界規模の大会です。
日本を含むEast Asia Qualifierからは4チームがAsia League本戦へ進出可能。最大32チームの先着制となっているため、参加を検討しているプレイヤーは早めにチームメンバーを決めておきたいところです。
Fenritti選手とSCORE選手、K-TOP選手とH-DOPE選手など、発表直後から注目ペアも生まれ始めています。今後、GO1選手やラギア選手、ネモ選手をはじめとするトッププレイヤーが誰とチームを組むのかにも注目です。



コメント