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格ゲーウォッチ編集部
パキスタンのM. ZubairがLowHighとのグランドファイナルを5-0で制し、EWC 2026王者に輝いた。
しかもZubairは、本戦への最後の切符を争うLCQから勝ち上がってきた選手。
444名が参加したLCQを突破し、世界トップクラスが集結した本戦でもULSAN、Arslan Ashら強豪を次々と撃破。最後はTWT 2025王者LowHighをまさかの5-0で退ける、衝撃的な結末となった。
EWC 2026『鉄拳8』最終結果
| 順位 | 選手 | 賞金 |
|---|---|---|
| 優勝 | M. Zubair | $250,000 |
| 準優勝 | LowHigh | $130,000 |
| 3位 | Yagami | $70,000 |
| 4位 | Arslan Ash | $50,000 |
| 5位タイ | ULSAN | $37,500 |
| 5位タイ | JeonDDing | $37,500 |
| 5位タイ | Numan Ch | $37,500 |
| 5位タイ | Raef | $37,500 |
M. Zubairは優勝賞金25万ドルに加え、Club Championship Points 1,000ポイントを獲得。さらにTEKKEN World Tour 2026 Finalsへの出場権も手にしている。
LCQから始まったM. Zubairの快進撃
今回の優勝を特別なものにしているのが、ZubairがLCQ組だったという点だ。
EWC 2026『鉄拳8』LCQには444名が参加。わずか4つの本戦出場枠を争う巨大トーナメントとなった。
Zubairはそこで勝ち上がり、Raef、Numan Ch、qudansとともに本戦への切符を獲得。さらにLCQ自体も1位で終えている。
そして、本戦に入ってからも勢いは止まらなかった。
本戦Stage 1
- ○ M. Zubair 3-1 ULSAN
- ● M. Zubair 0-3 KEISUKE
- ○ M. Zubair 3-0 AO
初戦からいきなりEWC 2024・2025王者のULSANと対戦し、3-1で勝利。
KEISUKEには0-3で敗れたものの、AOとの生き残りを懸けた試合を3-0で制してStage 2へ進出した。
Stage 2ではArslan Ashを3-0
- ○ M. Zubair 3-1 THE JON
- ○ M. Zubair 3-0 Arslan Ash
Stage 2ではTHE JONを破った後、世界最強候補の一角Arslan Ashと対戦。
ここでZubairは3-0のストレート勝利。
この時点ですでに大会屈指の注目選手となっていたが、最終日はさらにすさまじかった。
TOP8ではRaef、Arslan Ash、LowHighを連破
最終日のTOP8は全試合FT5。
Zubairの結果は以下の通り。
- 準々決勝:○ M. Zubair 5-3 Raef
- 準決勝:○ M. Zubair 5-4 Arslan Ash
- 決勝:○ M. Zubair 5-0 LowHigh
準々決勝では同じLCQ組のRaefを5-3で撃破。
そして準決勝では、Stage 2でも破っているArslan Ashと再戦する。
こちらは一転して最終ゲームまでもつれる大激戦となったが、Zubairが5-4で勝利。Arslan Ash相手に今大会2勝目を挙げ、グランドファイナルへ進んだ。
決勝LowHigh戦、まさかの5-0
反対側の山から決勝へ進んできたのはLowHigh。
LowHighは準々決勝でEWC二連覇中だったULSANを5-3、準決勝ではYagamiを5-2で破っており、こちらも優勝候補として申し分のない勝ち上がりだった。
さらにLowHighはTWT 2025 Finals王者でもある。
長期戦になることも予想されたグランドファイナルだったが――結果は、誰も予想しなかったほど一方的なものとなった。
M. Zubair 5-0 LowHigh。
Zubairが一度もゲームを落とさない完全ストレートで世界王者を決めた。
LCQから勝ち上がってきた選手が、最後の最後にTWT王者を5-0。
EWC 2026『鉄拳8』を象徴するには十分すぎるフィナーレだった。
SNSでも「5-0」に衝撃
EWC公式関連アカウント「EWC Extra」は試合終了直後、
「LCQの勝者が見事優勝を果たした!」として、LCQ王者ZubairのEWC制覇を祝福。
さらに優勝決定直後には、Zubairを「突然現れて王座を奪った」と紹介する優勝投稿も公開されている。
海外コミュニティでも、特にLowHighを相手にした5-0というスコアが大きな衝撃を与えた。
AznXanek氏は、LowHighが少なくとも1ゲームは取ると思っていたとして、Zubairの圧倒的な内容に驚きを示している。
また、incross氏はZubairのLCQから優勝までの戦績をまとめて投稿。
改めて並べてみると、LCQから本戦、そしてTOP8まで勝ち続けた今回のランがいかに異常だったかが分かる。
日本でもFurious氏が、「LCQからあがってきてグランドファイナル5-0」と今回の優勝を紹介している。
Redditでは「究極のアンダードッグ」との声も
海外掲示板Redditの『鉄拳』コミュニティでも、Zubairの優勝は大きな話題となっている。
特に評価されているのが、派手な奇襲だけに頼るのではなく、防御や細かな技の使い方など非常に堅実な『鉄拳』を見せていた点。
また、国際大会ではこれまで大きく知られていなかった選手が、Arslan Ash、ULSAN、LowHighといったトップ選手を倒して優勝したことから、「究極のアンダードッグ」「2019年に世界へ登場したArslan Ashを思い出す」といった反応も見られる。
またしてもパキスタン勢から新たな怪物
Arslan Ashの登場以降、世界の『鉄拳』シーンで圧倒的な存在感を見せてきたパキスタン勢。
EWC 2026でもM. Zubair、Arslan Ash、Numan Chの3人がTOP8に残った。
その中で頂点に立ったのは、Arslan AshでもNuman Chでもなく、LCQからやってきたM. Zubairだった。
もちろん今回一大会だけで今後の勢力図すべてが決まるわけではない。
しかし、ULSANを破り、Arslan Ashには大会中2勝、最後にはLowHighを5-0で倒した。
これだけの相手を倒しての優勝となれば、単なる「ダークホースの一発」と片付けることも難しいだろう。
EWC 2026は、世界の『鉄拳』ファンがM. Zubairという名前を覚えた大会になった。
まとめ
EWC 2026『鉄拳8』部門は、M. Zubairの優勝で幕を閉じた。
- M. ZubairがEWC 2026優勝
- 444名参加のLCQから本戦へ
- 本戦でULSANを3-1
- Stage 2でArslan Ashを3-0
- TOP8準決勝でもArslan Ashを5-4
- 決勝ではLowHighを衝撃の5-0
- 優勝賞金は25万ドル
- TWT 2026 Finals出場権も獲得
LCQから世界一へ――。
数多くの番狂わせが生まれたEWC 2026の中でも、『鉄拳8』部門は最後にとんでもない物語を残してくれた。



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