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格ゲーウォッチ編集部
2026年9月8日、「ストリートファイターリーグ JAPAN 2026」Division S 第3節が開催された。
今節最大の衝撃となったのは、ここまで絶好調だったZETA DIVISION GeeklyとFUKUSHIMA IBUSHIGINの一戦。
先鋒・次鋒をいぶし銀が連取すると、大将戦では2BASSAがMenaRDを撃破。アウェイのいぶし銀が、ここまで負けなしだったZETAをまさかの40-0で下した。
さらにSaishunkan Sol 熊本では、まちゃぼーがかずのこを逆3タテで破り開幕から3節連続勝利。KADOKAWA FAV gamingも広島 TEAM iXAを40-0で退けるなど、第3節はストレート決着の目立つ一日となった。
SFL JAPAN 2026 Division S 第3節 結果
| TEAM MATCH | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| Match 1 | Crazy Raccoon vs Saishunkan Sol 熊本 | 10-30 |
| Match 2 | FUKUSHIMA IBUSHIGIN vs ZETA DIVISION Geekly | 40-0 |
| Match 3 | KADOKAWA FAV gaming vs 広島 TEAM iXA | 40-0 |
Match 1:Crazy Raccoon vs Saishunkan Sol 熊本
先鋒:どぐら vs きんちょ
先鋒戦はどぐらが勝利。
第2節で今期初勝利を挙げたCrazy Raccoonが、まずは10ポイントを先取する。
次鋒:Shuto vs cosa
続く次鋒戦はShutoのリュウとcosaの豪鬼という組み合わせ。
高い攻撃力を持つリュウに対して、ただでさえ体力の低い豪鬼。一度の読み負けがそのまま致命傷になりかねない組み合わせだが、cosaはあえて豪鬼を選択した。
試合は派手な技の応酬というより、互いに簡単には崩れないじりじりとした地上戦へ。
リュウの一撃を前にすると、豪鬼の体力はあまりにも儚い。それでもcosaは自身の持ち味でもある堅い守りを崩さず、長い我慢比べを制して勝利した。
今期からSaishunkan Sol 熊本のリーダーを任されているcosaにとっては、これが待望の今期初勝利。
リーダーとしての重圧もあったはずだが、らしい内容でつかんだうれしい10ポイントとなった。
大将:かずのこ vs まちゃぼー
大将戦は、長年格闘ゲームシーンで戦ってきた旧友同士、かずのことまちゃぼーの対決となった。
序盤はかずのこが絶好調。
立て続けに2セットを奪い、2-0。あと1セットで大将戦勝利というところまでまちゃぼーを追い詰める。
しかし、ここから“全能感まちゃぼー”が発動。
追い込まれてから一気に流れを引き戻すと、そこから3セットを連取。まさかの逆3タテでかずのこを撃破した。
これでまちゃぼーは開幕から3節連続勝利。
昨期までももちろんトッププレイヤーの一人だったが、今期はそれ以上に「今年のまちゃぼーはやってくれる」と期待したくなる仕上がりを見せている。
Saishunkan Sol 熊本が30-10でCrazy Raccoonを下した。
Match 2:FUKUSHIMA IBUSHIGIN vs ZETA DIVISION Geekly
第3節最大の波乱となったのがこのカード。
開幕から圧倒的な強さを見せていたZETA DIVISION Geeklyに対し、アウェイのFUKUSHIMA IBUSHIGINが牙をむいた。
先鋒:鶏めし vs ももち
第3節にして、ZETAのリーダー・ももちが今期初登板。
エドやJPの使い手として知られるももちだが、この試合ではジェイミーを選択した。ジェイミーは直近のアップデートを経て評価が上昇しているキャラクターの一人でもある。
1セット目はももちが大幅な体力リードを奪い、そのままタイムアップ勝ちを狙う展開。
しかし残りわずか1秒。
鶏めしがCAを叩き込み、土壇場から大逆転。まずは鶏めしが1セットを先取した。
続く2セット目はももちが取り返し、1-1。
初登板初勝利を狙うももちだったが、最後は鶏めしが3セット目を奪取。ZETAに今季初めて10ポイントを失わせた。
次鋒:ヤナイ vs ひぐち
続く次鋒戦は、ヤナイのベガに対してひぐちがガイルを選択。
一般的なキャラクター相性ではベガ側が有利という意見も多い中、それでも自身のメインキャラクターであるガイルをぶつける強気の選択となった。
しかし勝利したのはヤナイ。
ここまで好調そのものだったZETAを相手に、いぶし銀が先鋒・次鋒を連取。アウェイながら20-0で大将戦を迎えるという、誰も予想していなかった展開となった。
大将:2BASSA vs MenaRD
大将戦は、ここまで好調な成績を残している2BASSAとMenaRDによる注目カード。
ZETAにとっては、世界トップクラスの実力を誇る傭兵MenaRDにチームのピンチを託す形となった。
1セット目は2BASSAが最初のラウンドを先取。
しかしMenaRDもすぐさまラウンドを取り返し、最終ラウンドもMenaRDペースで試合が進む。
ところが、ここでMenaRDに痛恨のコンボミス。
その隙を2BASSAは見逃さなかった。
一気に逆転して1セット目を奪うと、ここから完全に勢いに乗る。
2セット目もキレキレの動きを見せて獲得し、2-0。アウェイのいぶし銀が、無敗のZETAを40-0目前まで追い詰める。
MenaRDも意地を見せて1セットを取り返したものの、この日の2BASSAの勢いは止まらない。
最後まで素晴らしい動きを維持し、MenaRDを撃破。
FUKUSHIMA IBUSHIGINがZETA DIVISION Geeklyを40-0で下す大金星を挙げた。
2BASSAはまだ若手ながら、今や誰もが認めるいぶし銀のエースと言っていい存在になっている。
昨期からSFLで経験を積み、今期は世界トップクラスのMenaRDを大将戦で撃破。チームが最もポイントを必要としている場面で勝ち切る姿には、頼もしさすら感じる。
無敗ZETAを止めたいぶし銀
ZETAは第1節でCrazy Raccoonを40-0、第2節でも広島 TEAM iXAを40-0で撃破。
ここまで2試合連続40-0という異次元のスタートを切っていた。
そんなZETAから最初にポイントを奪っただけでなく、逆に40-0を叩きつけたのがFUKUSHIMA IBUSHIGINだったというのだから面白い。
SFLはやはり何が起こるか分からない。
一強状態になるかと思われたDivision Sを、一気に分からなくしてくれる結果となった。
そして試合後、勝利チームインタビューで見せた、いぶし銀メンバーのはしゃぎっぷりも印象的だった。
強豪ZETAからの40-0という結果だけでなく、チーム全員で勝利を喜んでいる姿も含めて、応援したくなるチームだと改めて感じさせられた。
Match 3:KADOKAWA FAV gaming vs 広島 TEAM iXA
先鋒:もけ vs ひびき
先鋒戦は、もけに対してiXAがエースのひびきを投入。
ここまで思うようにポイントを取れていないiXAとしては、何としても流れをつかみたいところだったのだが、最後に勝ち切ったのはもけ。
FAVは、相手のエースを退ける形で最初の10ポイントを獲得し
次鋒:藤村 vs ACQUA
次鋒戦は藤村がACQUAを撃破。
FAVが先鋒・次鋒を連取し、20-0で大将戦へつなげた。
大将:りゅうきち vs あきら
最後はりゅうきちがあきらに勝利。
先鋒のもけ、次鋒の藤村、大将のりゅうきちと3人全員が勝利し、KADOKAWA FAV gamingが40-0で広島 TEAM iXAを下した。
第2節ではSaishunkan Sol 熊本との接戦を落としていたFAVだったが、今節はその敗戦を払拭するかのような完勝。
アウェイでの大きな40ポイントとなった。
まとめ:いぶし銀の40-0でDivision Sが一気に面白くなった
第3節は、Saishunkan Sol 熊本、FUKUSHIMA IBUSHIGIN、KADOKAWA FAV gamingの3チームが勝利した。
なかでも、やはり最大のインパクトはFUKUSHIMA IBUSHIGINによるZETA DIVISION Geeklyへの40-0だろう。
開幕から圧倒的な強さを見せ、もはや「誰がZETAを止めるのか」という雰囲気すら漂っていた中、そのZETAをアウェイから完封した。
鶏めし、ヤナイ、2BASSAの3人全員が役割を果たしての40ポイントという内容も素晴らしい。
一方、Saishunkan Sol 熊本ではまちゃぼーが開幕3連勝。0-2からかずのこを逆転した内容も含め、今季の好調ぶりが際立っている。
そしてFAVも40-0を記録。
ZETA一強かと思われたDivision Sだったが、第3節にして一気に混戦模様となってきた。
まだまだリーグ序盤。
この結果をきっかけに勢力図がどう変わっていくのか、第4節以降も楽しみだ。


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