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格ゲーウォッチ編集部
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PS5/PC向け格闘ゲーム用コントローラー「FlexStrike ワイヤレスファイトスティック」の発売延期を発表した。
当初は2026年8月6日に発売される予定だったが、「予期せぬ生産上の遅れ」を理由に延期が決定。新たな発売時期については、後日改めて案内するとしている。
PlayStationブランド初のワイヤレスファイトスティックとして注目されていた製品だけに、格闘ゲームファンからは残念がる声や、製品品質を優先した延期を評価する声が上がっている。
「予期せぬ生産上の遅れ」により発売延期
PlayStation.Blogに掲載された発表によると、FlexStrikeの延期理由は「予期せぬ生産上の遅れ」。
あわせて、製品で最高の体験を提供するため、最終調整にもう少し時間が必要になったと説明されている。
現時点では、新たな発売日や延期期間の目安は発表されていない。
すでに予約している購入者に対しては、予約先の販売店からの案内を確認するよう呼びかけている。
当初の予定は以下のとおりだった。
- 当初の発売日:2026年8月6日
- 予約開始日:2026年6月12日
- 希望小売価格:34,980円(税込)
- 対応機種:PS5/PC
価格変更については、現在のところ案内されていない。
『MARVEL Tōkon』との同時発売も見送りに

FlexStrikeは、アークシステムワークスが開発する新作格闘ゲーム『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』に合わせて、8月6日に発売される予定だった。
『MARVEL Tōkon』については、7月16日に公開されたPlayStation.Blogの記事でも、8月6日の発売予定が改めて案内されている。
そのため、現時点ではソフトとFlexStrikeを同日に購入することはできない見通しだ。
新作格闘ゲームの発売に合わせて、純正アーケードコントローラーへ移行しようと考えていたプレイヤーにとっては、残念な延期となった。
一方で、『MARVEL Tōkon』そのものの発売延期は発表されておらず、ゲームは予定どおり8月6日に発売される。
FlexStrikeはどのようなアケコン?
FlexStrikeは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが設計した、PlayStation初の格闘ゲーム用コントローラーだ。
最大の特徴は、「PlayStation Link」を利用したワイヤレス接続。公式の先行体験記事では、ワイヤレス接続時に最速4ミリ秒の低遅延を実現すると紹介されている。
USB Type-Cケーブルを利用した有線接続にも対応しており、プレイ環境に応じて接続方法を選択できる。
主な特徴は以下のとおり。
- PlayStation Linkによる低遅延ワイヤレス接続
- USB Type-Cによる有線接続
- 最大40時間使用できる内蔵充電式バッテリー
- メカニカルスイッチを採用したボタン
- カスタム設計のデジタルレバー
- 四角形・円形・八角形のリストリクターゲート
- 工具を使わずにゲート交換が可能
- タッチパッドを含むDualSense相当の操作ボタン
- 誤操作を防止するロックスイッチ
- 専用スリングキャリーケース付属
底面のマグネット式パネルを開けることで、リストリクターゲートを工具なしで交換できる。交換用ゲートとPlayStation Linkアダプターは、本体内部への収納も可能だ。
従来のアケコンでは有線接続が主流だったことを考えると、低遅延ワイヤレスと持ち運びやすさを前面に出した設計は、FlexStrikeならではの特徴といえる。
Evo 2026の試遊機に問題があったとの証言も
Redditでは、Evo 2026の『MARVEL Tōkon』ブースに用意されていたFlexStrikeの試遊機について、動作上の問題が発生していたとする参加者の投稿も確認できる。
投稿者は、用意されていた試遊機の多くに大きな動作上の問題があり、イベント終了時には使用可能な個体が少数になっていたと主張している。
別の来場者からも、土曜日の夕方に試遊機が交換されていたのを見たとの返信が投稿されている。
ただし、PlayStationは今回の延期理由を「予期せぬ生産上の遅れ」とのみ説明しており、Evoの試遊機に発生したとされる問題との関係は公表していない。
Redditの投稿はあくまで参加者個人の証言であり、延期の直接的な原因として断定することはできない。
海外コミュニティの反応
「新しいMARVEL格ゲーと一緒に欲しかった」
「新しいMARVELの格ゲーと一緒にこれを買うのを本当に楽しみにしていたのに。仕方ないね。」
『MARVEL Tōkon』とFlexStrikeを同時に購入する予定だったプレイヤーからは、延期を残念がる声が上がっている。
「不十分な製品を発売するよりは延期した方がいい」
「水準に達していない製品を発売するよりは、延期した方がいいと思う。ただ、発売直前にこうなるのは印象がよくない。」
品質を優先した延期には理解を示しながらも、発売予定日の直前に延期が発表された点を問題視する意見だ。
「Evoでは多くの試遊機に問題が起きていた」
「EvoのTōkonブースで使用される予定だったが、最終的にはほとんどの個体に不具合が発生していた。」
この投稿者は、生産上の問題が延期の原因だと主張している。ただし、前述のとおり公式に確認された情報ではなく、参加者による証言として扱う必要がある。
発売延期で問われる「純正アケコン」の完成度
FlexStrikeは、PlayStationが直接設計する初のファイトスティックという点で注目度が高い。
一方、希望小売価格は34,980円。格闘ゲーム用コントローラーとしては決して安い製品ではなく、購入者からは相応の操作性や耐久性、安定性を求められることになる。
特にワイヤレス接続は、FlexStrikeを象徴する機能だ。
格闘ゲームでは、わずかな入力遅延や接続の不安定さも対戦結果に影響する可能性がある。そのため、低遅延をうたうだけでなく、実際の大会や長時間の対戦でも安定して動作することが重要になる。
発売を急いで不具合を抱えた製品を出すよりも、問題を解消したうえで発売する方が長期的には望ましい。ただし、新発売日の見通しが示されていないため、予約済みのユーザーにとって不安が残る発表でもある。
まとめ
PlayStation初のワイヤレスファイトスティック「FlexStrike」は、予期せぬ生産上の遅れを理由に発売延期となった。
当初は『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』と同日の2026年8月6日に発売予定だったが、新たな発売日は未定。予約済みの購入者には、予約先の販売店からの案内を確認するよう求められている。
海外コミュニティでは延期を残念がる声がある一方、品質に問題があるのであれば、発売を急ぐべきではないとの意見も見られる。
低遅延ワイヤレスや工具不要のゲート交換など、独自の特徴を持つFlexStrike。延期期間を利用してどこまで完成度を高められるのか、次回の公式発表が注目される。



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