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格ゲーウォッチ編集部
「Esports World Cup 2026(EWC 2026)」の『ストリートファイター6』部門は、現地時間7月30日にグループステージ1・グループDDを実施した。
強豪が集中した“死のグループ”を勝ち抜いたのは、ガチくん、Booce_Lee、Leshar、Dual Kevinの4名。
ガチくんとBooce_Leeがウィナーズ側からストレートで通過し、初戦を落としたLesharとDual Kevinもルーザーズ側から生き残った。
一方、EWC 2025王者のXiaohaiと準優勝のBlazは、まさかのグループステージ1敗退。前年のグランドファイナルを戦った2人が、そろって大会初戦で姿を消す波乱となった。
EWC 2026本戦・グループDDの結果
グループステージ2進出
| 通過ルート | 選手 | 主な使用キャラクター |
|---|---|---|
| ウィナーズ通過 | ガチくん | ラシード |
| ウィナーズ通過 | Booce_Lee | テリー |
| ルーザーズ通過 | Leshar | エド |
| ルーザーズ通過 | Dual Kevin | ラシード |
敗退
| 選手 | 主な使用キャラクター |
|---|---|
| Xian | キンバリー、ディージェイ |
| Phenom | キャミィ |
| Xiaohai | 舞、ベガ |
| Blaz | リュウ |
グループDDは8名によるダブルエリミネーション形式で行われ、上位4名が次のグループステージ2へ進出した。
グループDD全試合結果
オープニングマッチ
- Xian 3-2 Leshar
- ガチくん 3-0 Blaz
- Phenom 3-1 Xiaohai
- Booce_Lee 3-1 Dual Kevin
ウィナーズ通過決定戦
- ガチくん 3-0 Xian
- Booce_Lee 3-0 Phenom
ルーザーズ1回戦
- Leshar 3-0 Blaz
- Dual Kevin 3-1 Xiaohai
ルーザーズ通過決定戦
- Leshar 3-1 Phenom
- Dual Kevin 3-1 Xian
ガチくんが2試合連続3-0、圧巻の無敗通過
日本勢では唯一グループDDに入ったガチくんが、文句なしの内容でグループステージ2進出を決めた。
初戦の相手は、EWC 2025準優勝者でカプコンカップでも好成績を残しているBlaz。難敵との初戦だったが、ガチくんはラシードで主導権を握り、3-0のストレート勝利を収めた。
続くウィナーズ通過決定戦では、キンバリーを操るXianと対戦。Xianは初戦でLesharとのフルセットを制していたものの、ガチくんは勢いを止めることなく、こちらも3-0で勝利した。
最終的な戦績は2試合合計6ゲーム先取、1ゲームも落とさない完全無敗。死のグループと呼ばれたグループDDを、最も安定した内容で突破している。
Booce_Leeのテリーも強烈、Phenomを3-0で撃破
もう一人のウィナーズ通過者となったのが、アメリカのBooce_Leeだ。
初戦ではLCQ王者のDual Kevinを3-1で下すと、通過決定戦ではPhenomのキャミィと対戦した。
Phenomは初戦で前年王者Xiaohaiを破っていたが、Booce_Leeはテリーで3ゲームを連取。ガチくんと同じく、危なげなくウィナーズ側から次のステージへ駒を進めた。
EWCのような世界大会では、豪鬼、舞、エド、ラシードといったキャラクターが注目されやすい。その中で、テリーを使って強豪を連破したBooce_Leeの戦いは、今回のグループDDでも特に印象的だった。
Lesharは初戦敗北から復活、BlazとPhenomを撃破
優勝候補の一人だったLesharは、初戦でXianに2-3で敗れ、いきなりルーザーズへ回る苦しいスタートとなった。
しかし、後がない状況から強さを発揮する。
ルーザーズ1回戦ではBlazを3-0で圧倒。続く通過決定戦でも、Xiaohaiを破って勢いに乗っていたPhenomを3-1で下した。
初戦を落としながらも、EWC前年準優勝者とヨーロッパの強豪を続けて撃破。Lesharは死のグループからしぶとく生還し、優勝争いに踏みとどまった。
LCQ王者Dual Kevin、ルーザーズから連勝
EWC本戦直前に行われたLCQを優勝し、最後の出場枠を獲得したDual Kevinも、ルーザーズからグループステージ2進出を決めた。
初戦ではBooce_Leeに1-3で敗れたものの、ルーザーズ1回戦で前年王者Xiaohaiを3-1で撃破。通過決定戦でも、初戦でLesharを破っていたXianに3-1で勝利した。
LCQから短期間で多くの試合を戦っているDual Kevinだが、その勢いは本戦でも継続。ラシード同キャラのガチくんとともに、グループDDを突破している。
前年王者Xiaohaiと準優勝Blazがそろって敗退
グループDD最大の波乱は、やはりXiaohaiとBlazの敗退だろう。
両者はEWC 2025のグランドファイナルで対戦し、Xiaohaiが優勝、Blazが準優勝という結果を残していた。
しかし、今大会ではBlazがガチくんとLesharに連敗。2試合とも0-3となり、1ゲームも獲得できないまま敗退した。
大会3連覇を狙っていたXiaohaiも、PhenomとDual Kevinにそれぞれ1-3で敗北。こちらも2連敗で大会を去ることになった。
前年のファイナリスト2人がTOP32でそろって敗退する結果は、EWCの競争レベルと、グループDDの過酷さを象徴している。
開幕前から「死のグループ」と話題に
グループDDは組み合わせが発表された段階から、世界各地の格闘ゲームファンの間で大きな注目を集めていた。
海外コミュニティからは、Leshar、Blaz、Xiaohai、Dual Kevinが同じグループに入ったことについて、「このEWCはとんでもないことになる」と驚く声が投稿されている。
また、グループ名の「DD」をもじり、**「Group DD stands for DEADLY DAY」**と表現する投稿も登場した。
Booce_Lee自身も大会前に「誰がEWCで優勝すると思う?」と投稿。結果的に自身が前年王者らを含む激戦区をウィナーズ側から突破し、優勝候補の一角へ名乗りを上げた。
まとめ
EWC 2026本戦のグループDDからは、ガチくん、Booce_Lee、Leshar、Dual Kevinの4名がグループステージ2へ進出した。
特にガチくんは、BlazとXianを相手に2試合連続3-0。世界トップクラスが集まったグループで、これ以上ないスタートを切っている。
一方、前年王者Xiaohaiと準優勝Blazがそろって敗退したことで、優勝争いの構図は早くも大きく変化した。
グループDDを勝ち抜いた4名が、次のグループステージでどこまで勢いを維持できるのか。ガチくんの日本勢優勝への期待も、さらに高まりそうだ。

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