格闘ゲームの“今”を、もっと分かりやすく。
格ゲーウォッチ編集部
2026年8月3日、『ストリートファイター6』
にYear 4追加キャラクター第1弾となる「ヤスミン」が実装されました。
今回のアップデートではヤスミンの参戦だけでなく、既存の全キャラクターを対象としたバトルバランス調整も実施。Year 4の対戦環境が本格的にスタートしています。サーバーメンテナンスは同日16時に終了し、現在はヤスミンを使用したオンライン対戦も可能です。
Year 4第1弾「ヤスミン」がついに参戦
ヤスミンは、『ストリートファイター』シリーズでは初登場となる完全新規キャラクターです。
フィリピンの伝統武術「エスクリマ」とカランビットナイフを組み合わせ、地上と空中の両方から一気に接近するスピーディーな戦闘スタイルを得意としています。
行方不明になった兄を捜すため、再び戦いの世界へ踏み出した女子高校生という設定で、担当声優は菱川花菜さん。アーケードモードには、ヤスミンが戦いに戻るまでを描いた新たなストーリーも追加されています。
「バヤニ・モード」を使った高速連係が特徴
ヤスミンの中心となるシステムが、特定の必殺技をヒットさせることで発動する「バヤニ・モード」です。
前進しながら連続攻撃を繰り出す「ダロイ・ン・トゥビグ」から派生技「アロン」を当てることでバヤニ・モードへ移行。モード中はアロンのフィニッシュ部分が強化され、ダウン、地面バウンド、打ち上げなど、技の強度によって異なる展開を作れます。
このほかにも、相手の背後を狙える空中派生技「ムカ・ン・ランギット」や、ブーメランのように戻ってくる飛び道具「パンギル・サ・リクラン」を所持。機動力だけでなく、表裏の揺さぶりや飛び道具を絡めた連係も研究されそうです。
制服姿の「Outfit 2」も同時配信
ヤスミンの参戦と同時に、普段通っている学校の制服をモチーフとした「Outfit 2」も登場しました。
制服姿ではカランビットナイフもピンク色のデザインに変化。Outfit 2は購入できるほか、「アバターアーケード」で師匠の取得ゲージを最大まで上げることでも入手できます。
全キャラクターを対象としたバランス調整を実施
今回のアップデートでは、ヤスミンを除く既存の全キャラクターにも調整が入りました。
カプコンは今回の方針について、キャラクター間のバランスに変化を持たせることを重視したと説明しています。一方で、ドライブシステムなどの共通システムを全面的に作り直す内容ではなく、各キャラクターの技性能を個別に調整する形式が中心です。
特に注目を集めているのが、これまで対戦環境の上位に位置していた舞、JP、エドなどへの変更です。
舞は「花蝶扇」の動作が変更され、相手側が見てから対応しやすくなったほか、SA1「陽炎の舞」の無敵が空中攻撃に対してのみとなりました。その一方で、リュウやA.K.I.などの変更には早くも強化を評価する声が上がっています。
モダン操作にも新たな選択肢
今回の調整では、複数のモダン操作キャラクターに使用可能な技や強度選択の追加が行われています。
従来はクラシック操作でしか使えなかった技の一部が使用可能になるなど、モダン操作の戦術を広げる方向の調整です。ヤスミンについても、実装直後から「モダンで使いやすい」とする反応が見られ、今後どちらの操作タイプが主流になるかも注目されます。
かずのこ選手が早くもヤスミンでレジェンド到達
配信開始から数時間後、プロゲーマーのかずのこ選手は、早くもヤスミンでレジェンドランクへ到達したことを報告しました。
飛び道具を十分に使いこなせていない段階でもレジェンドへ到達しており、ヤスミンの基本性能の高さを感じさせる結果となっています。一方で、技や連係の研究が進んだ後にどこまで評価が伸びるかは、まだ未知数です。
プロプレイヤーも実装直後から研究を開始
広島TEAM iXAのACQUA選手も、アップデート直後から「調整&ヤスミン研究所」と題した配信を開始。新キャラクターの性能だけでなく、既存キャラクターの変更点についても確認を進めています。
海外ではリュウ強化やエド弱体化を巡って議論
海外コミュニティでは、今回の調整でリュウがさらに強くなったのではないかという声や、A.K.I.の変更を歓迎する反応が見られます。
一方、エドについては接近戦の展開を作りにくくなったのではないかと心配する声も多く、評価が分かれています。また、全キャラクターに調整が入ったものの、共通システムへの大きな変更がなかった点を物足りなく感じるプレイヤーもいるようです。
アバターランダムマッチにも新機能
対戦バランス以外では、「アバターランダムマッチ」のトレーニングモードにフレームメーター表示が追加されました。
アバター専用技を組み合わせたコンボや連係について、発生や有利不利を確認しやすくなっています。8月7日からは、カプコンの剣戟アクションゲーム「鬼武者」シリーズとのコラボイベント「鬼ノ道×拳ノ道」も開催予定です。
まとめ
Year 4の開幕を飾るヤスミンは、優れた機動力と連続攻撃、バヤニ・モードによる展開力を備えたラッシュ型キャラクターとして登場しました。
実装初日からレジェンドへ到達するプレイヤーも現れており、少なくともランクマッチで戦えるだけの性能は十分にありそうです。ただし、飛び道具や空中派生を含めた最適な戦い方については、これから研究が進んでいく段階でしょう。
同時に行われた全キャラクター調整によって、既存キャラクターの勢力図にも変化が起こり始めています。ヤスミンが大会環境でも活躍するのか、そしてYear 4最初の環境でどのキャラクターが抜け出すのか、今後の対戦と大会結果に注目です。



コメント